劇場型恋愛体質。

今回のメルマガ【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。

☆☆☆☆☆
パク・クネ大統領に関連したニュースを伝えるとき、原稿に必ず『パク大統領の親友～』と書かれているんです。
それが気持ち悪くて私はいつも『知人女性』と直して読んでいます。
親友…って第３者が表現する言葉ではない気がして。
知人以上の深い関係という意味で親友という紹介の仕方をしているのもわかるのですが、
そもそも彼女たちのあの関係を親友と言っていいのかも疑問です。
【親友】とは。辞書を引いてみましょう。
『とても仲がいい友人を指す。同音をもじった派生語に、
心から理解しあえる【心友】、信じあえる【信友】などがある』
と記されています。まあね。
親友というと【走れメロス】が真っ先に思い浮かびます。処刑されることを承知の上で友情を守ったメロスの話。
女同士だと映画【フォーエバーフレンズ】や、【テルマ＆ルイーズ】あたりかな。
いずれにしても「たとえ死をもってしても」ほどの関係が真の【親友】なのですよ。
もちろん私にも大切な友達がいます。
その人のためなら何があっても力になろう、何かあれば助けようと思える関係のつきあいです。
でも自分から、
「私たち親友だよね」
とか、
「あなたは私の親友だから」
なんて…、恥ずかしくて口にできません。
【親友】と口にした時点でうすっぺらーなものになってしまいそうで。　

☆☆☆☆☆

水谷加奈の独り言はじめ、文化放送の情報が満載です！

文化放送のメルマガ、購読申し込みはコチラから。

http://www.joqr.co.jp/mail_magazine/