劇場型恋愛体質。

今回のメルマガ【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。

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初めて担当した番組は伊東四朗さんの【あっぱれ土曜ワイド】でした。
その当時、高い数字を誇っていた人気番組です。
私はというと…、入社して2週間目。アナウンサ‐としてまだ何もできないひよっこです。
「番組がマンネリ化しないよう、あえてほとんど素人の女の子をつけて刺激を」
というのが三木プロデューサー（現社長）の狙いだったようです。
超緊張している私にスタッフのみなさんがこうアドバイスしてくれました。
「伊東さんをお父さんだと思って自然体で飛び込めばいいんだよ」
そうか。お父さんか。と、少しほっとしたところに三木氏がこうかぶせてきたのです。
「伊東さんのことをお父さんとは思うな。
娘と父親の会話なんてそんなつまらないもの誰が聞きたがる？
伊東さんのことはあくまでも【男】と思え。男と女の会話をしろ」
ひえ～。
ある意味衝撃的なアドバイスでした。
でもね。
それ以来私はどんな方と御一緒するときも相手を【男】として見て会話するようにしてきました。
それがアシスタントをする上での私の基本的心構えです。　
ラジオの現場は【恋愛】と同じだと思っています。
好きになったり不安になったりちょっと飽きてきたりまた興味持ったり、押したり引いたり～。
この春、福井さんとは残念ながらお別れ。心から淋しいです。
そして4月からは違う男のもとに…。
新しい恋愛の現場は、さあどんな展開になるでしょうか・

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