劇場型恋愛体質。

今回のメルマガ【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。

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「今回、充電期間ということで長期間お休みさせていただいて～」
「先日、大先輩の主演映画を拝見させていただいて～」
若いタレントさんたちがよく使う【させていただく】問題について。
これって、一体誰に対する敬語なんでしょうか。
休みをくれた事務所に対して？それともファンに気を遣っているの？
それに【拝見】は元々敬語です。【させていただく】までつけてしまったら二重敬語になってしまう。
【させていただく】は相手から許可をもらう場合の表現だから、
そうでなければ【いたします】くらいで十分なのにね。
もちろん【させていただく】を使ってはダメということではありません。
でもあまりに使いすぎると慇懃無礼に聞こえることもあるから要注意。

若い人たちは【させていただきます】でとりあえず予防線を張っているだけなのかもしれません。
私はきちんとへりくだっています、謙遜していますよ、と無意識にアピールしているのかも？
でもね、結局は気持ちの問題なのですよ。
相手を心から尊敬していたり本当に申し訳なく感じていたら、
ヘンに敬語を使いすぎなくてもその思いは通じるはず。

てなわけでワタクシ、このところ全然休んでいないので近いうちにたまった代休を消化するべく
【休ませていただきます】！
もとい、
【休みます】！
誰に気を遣うわけでもなく、遠慮するわけでもなく、許可を得るわけでもなく、
堂々と休んでやるぜっ。


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