劇場型恋愛体質。

メルマガ【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。

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雨がそぼ降る中、駅の改札を抜けるとき…あっ！靴のかかとが滑りました。
右足だけがそのまままっすぐツツツーっと前に出て行き、
氷上の開脚技のごとく片足だけ伸ばす形でしりもちをついてしまったのです。
その恰好が自分自身あまりにおかしくて、心の中で
（わたしゃ羽生結弦かっ）
と小さく突っ込みながらすぐさま体勢を立て直し、
「やだー、もう」
と、声を出してフフフと笑ってみたのですが、周りは無表情に私の横を通り過ぎていくだけ。
誰も構ってくれません。なんだよー。こういうとき笑いながら
「大丈夫ですか？」
と声かけてくれるくらいの方がこっちも救われるのにーと、恥ずかしく思った次第です。

先日、大竹ワイドのゲストでいらっしゃったきたろうさんが横を通りかかったとき、
…あっ！瞬間的に声が出てしまいました。
「チャックが！」
はい。きたろうさんのズボンチャックが全開だったのです。
「あら、見られちゃった」
照れくさそうにきたろうさん。
でも以前福井謙二さんから言われたのを思い出しました。
「男の社会の窓が開いていても女性には知らんぷりしてほしい」
うーむ。
果たして言わない方が良かったのか？知らんぷりするべきか、笑って声かけるべきか。
迷うところです。



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