劇場型恋愛体質。

メルマガ【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。

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1人でランチをしていたところ、隣の席から女性２人の会話が聞こえてきました。
60代くらいでしょうか。御近所との人間関係について話しているようですが、
片方の女性の独擅場になっています。
「●●さんならやりそうね」
とか、
「だからあの人は怖いのよ」
とか。
それに対してもう一人の女性は「うんうん」と頷くばかり。
きっと自分の悩みを聞いてもらったのでしょう。
共感&同調してもらうことで気が楽になっている様子でした。
自然に耳に入ってきてしまう彼女達の会話に、ワタシがゲンナリしてきた頃～、
それほど大きな話し声ではなかったのに、
私以外のお客さんたちも彼女たちの方をチラチラと見始めたのです。
「ウソ」「出し抜いて」「死んで当然よ」
次々に発せられるネガティブワード。
言葉が尖っているため、人の耳に刺さりやすいのかもしれません。

よく鉄矢さんがおっしゃっています。
「言葉に呪いをかけることは恐ろしい」
と。言葉には力があります。
呪いのかかった言葉は周囲を暗澹たる気持ちにさせてしまうのです。

毎朝玄関先で子供を送り出すとき
「いってらっしゃい、車に気をつけてね」
と必ず声掛けしています。
普通に歩いていても事故や事件に巻き込まれるニュースが多い今日この頃。
毎日心配です。
せめて言葉の力で守ってあげないと。


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