きちんとした和食が食べたくて、銀座【喰善 あべ】へ。
カウンターのみの静かな店。
京都の【なかひがし】に倣った季節感溢れる初夏のコースだった。
かわいい稚鮎、そしてもう鱧なのね。
厨房真ん中に並んでいるのはおくどさん。
竈(くど・かまど)のことを京都ではおくどさん、と呼ぶ。ま、一種の京ことばみたいなもの。
〆の食事の前に一口ちょこっと出てきたのが【にえばな】といって、炊き上がる前のごはん。
芯の残り具合が絶妙~。言ってみればアルデンテ。おいしかった!
ごはんの甘味だけが味付けのリゾットみたいな感じ。かな。
そのあとの炊き上がったごはんももちろん美味しくて。
おくどさん、ファンになりました。