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Channel: ママハハ日記
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劇場型恋愛体質。

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今回のメルマガ【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。

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 ミシュラン掲載の高級寿司店が中国人客の予約を断ったという件で
「差別だ」「店の言い分もわかる」など意見が飛びかっていますが、
私はどうしても飲食店側に立ってしまうなあ。
中国人客の多くが平気でドタキャンしたり、無断で来なかったりすることに業を煮やしたがゆえの
やむを得ない策なのでしょう。もちろんきちんとしている中国人客もたくさんいらっしゃるでしょうけれど…。
新鮮さを売りにしている店は特にそうですが、予約分の食材を準備していたにもかかわらず客が来なかった。
となるとその食材はすべて無駄になってしまいます。店の痛手は大きい。
たとえば。4人の予約が入った。では4人掛けのテーブルを取っておきましょう。
当日予約なしでもう1組別の4人の来店があったが、テーブルがないので断ることに。
そのあと、予約していた客が3人しか来ない。なんでも1人が急に都合悪くなったとのこと。
だったらその旨連絡してくれればその3人はカウンターに座ってもらって、
さっき断った4人をテーブルに入れられたのに。4人分を逃すのは金額的にも大きい。
…こんなことが何回も続くと相当な損失になってしまいます。
 こんな話もあります。
ある店に19時からの予約が3件入っていました。
しかし当日になって、18時45分から15分ごとに電話がかかってきて3件全部ドタキャンになったのです。
オープンが18時の店なので19時予約が入った時点で18時からの予約はもう取れません。
当日来店した客もお断り。なのに19時からもすべてキャンセルだなんて…。この痛手は店にとって大きすぎます。
ちょうど何日か前にその店がテレビで紹介されたこともあって、
もしかしたら同じ業界の人間からの嫌がらせ(営業妨害?!)かもしれないという噂も立ったほどです。

 私も昔は軽い気持ちでドタキャンした(電話連絡は必ず入れますが)ことがあります。
店側の損失なんて考えずに。
それからたとえば閉店時間が過ぎて店の人に「そろそろ閉店なので」と声をかけられても、
ちょっとくらい大丈夫だよネとねばっちゃったこともあります。
でもそのせいで従業員が終電に間に合わないことだってあるのです。
店側の事情なんて考えていませんでした。今になって反省。
 
 飲食店は我々が思っている以上にいろいろなことに頭を悩ませ、考えて営業しています。
我々客側ももっと店の立場に立つべきです。その上でお金を払ってサービスを受ける。おいしかったら感謝する。
それが礼儀です。
 行儀のいい客が来る店は店もちゃんとしています。ちゃんとしている店には行儀のいい客が来ます。
暗黙のうちに客との信頼関係が成り立っていく店が生き残っていくのではないでしょうか。

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