今回のメルマガ【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。
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戦争はしてはいけない。と肌で感じる瞬間を我々は必ずどこかで体験しています。
小1のクラス担任・木村先生が【かわいそうな象】の読み聞かせをしてくださったときのこと。
象の花子が、殺されるということを知らずに飼育員の前で餌をもらおうと一所懸命芸をするというシーンで、
木村先生は突然おいおい泣き始めたのです。嗚咽でした。
子供たちはわけが分からずにお互い顔を見合わせ、でも全員が「戦争は悲しい」と感じた出来事でもありました。
小3か小4の頃、クラスで【はだしのゲン】が流行りました。
焼けただれた皮膚のまま「水がほしい」と歩き回る子供の姿、
頭がかゆいかゆいと掻いたらシラミがたくさん落ちてきたという場面など。
とにかく怖かったことを今でも覚えています。
今年の8月はいつも以上にずしりと心に重く、原爆の日や終戦記念日をかみしめた夏でした。
戦争は絶対にしちゃいけないと改めて強く感じた。
だいぶ前に亡くなりましたが、戦争に行った祖父の口から戦争についての話を聞いたことは一度もありません。
ただ、
「おじいちゃんは人を殺めたことがあるのかもしれない。思い出したくないし話したくないんだろう」
と祖母が小さくつぶやいたとき、なんとも言えない恐怖を感じたのです。
殺める=あやめる・・・という言葉の響きに、
そうしなくてはいけなかったんだという、胸が締め付けられるようなリアリティを感じたのです。
その時の皮膚感覚は一生忘れません。
そしてこれをどうやって子供たちに伝えていくかが、我々大人の使命なのです。
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小1のクラス担任・木村先生が【かわいそうな象】の読み聞かせをしてくださったときのこと。
象の花子が、殺されるということを知らずに飼育員の前で餌をもらおうと一所懸命芸をするというシーンで、
木村先生は突然おいおい泣き始めたのです。嗚咽でした。
子供たちはわけが分からずにお互い顔を見合わせ、でも全員が「戦争は悲しい」と感じた出来事でもありました。
小3か小4の頃、クラスで【はだしのゲン】が流行りました。
焼けただれた皮膚のまま「水がほしい」と歩き回る子供の姿、
頭がかゆいかゆいと掻いたらシラミがたくさん落ちてきたという場面など。
とにかく怖かったことを今でも覚えています。
今年の8月はいつも以上にずしりと心に重く、原爆の日や終戦記念日をかみしめた夏でした。
戦争は絶対にしちゃいけないと改めて強く感じた。
だいぶ前に亡くなりましたが、戦争に行った祖父の口から戦争についての話を聞いたことは一度もありません。
ただ、
「おじいちゃんは人を殺めたことがあるのかもしれない。思い出したくないし話したくないんだろう」
と祖母が小さくつぶやいたとき、なんとも言えない恐怖を感じたのです。
殺める=あやめる・・・という言葉の響きに、
そうしなくてはいけなかったんだという、胸が締め付けられるようなリアリティを感じたのです。
その時の皮膚感覚は一生忘れません。
そしてこれをどうやって子供たちに伝えていくかが、我々大人の使命なのです。
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