劇場型恋愛体質。

今回のメルマガ【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。

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　『子供が大人に向かって【お疲れ様でした】というのはおかしいのでは？
大体目上の人に向かってお疲れ様とは言わないだろう』
とタモリさんが指摘されたことに関して。
目上の人に対して【ご苦労様でした】とは言わないが【お疲れ様でした】は言ってもいいとワタシは教わりました。
でも問題はそこではないのです。
タモリさんは、子供は子供らしくしようよとおっしゃりたいのではないでしょうか？
いわゆるギョーカイで子役タレントとして活動している子供たちはとにかく礼儀正しい子が多い。
でも正直、子供から「お疲れさまでした」と言われると、なーんかイラッとするわ。
親や事務所からお行儀よくしなさいと厳しくしつけられているのでしょう。もちろんきちんとしていることはいいことです。
でもね、たまに心配になるんです。
大人から与えられた【いい子】という役を普通の子供以上に【子供らしく】演じるのは疲れるだろうなって。
ホントは挨拶できなくても空気が読めなくてもいいんですよ。大人の顔色なんて見ない。それが子供なんだもん。
きちんと挨拶できなかった子がいつのまにか「ありがとう」と言えるようになっていたり、
何を言っても無反応だった子がちゃんと受け答えできるようになっていたり、ってことありません？
子供は何かのきっかけで突然、あるいはいつのまにか、成長する生き物です。
そのヒントを与えたり、それを見守るのが大人たちの役目。
だから子供たちよ。
もっとのびのびと自分勝手に不躾に生きていいんだからな。

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