今回のメルマガ【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。
☆☆☆☆☆
今回の震災で、SNSの【功】と【罪】を痛感しています。
まずは【罪】。
自撮り写真をブログにアップしたら不謹慎だと批判を受けたり…、
「火の国の神様」という表現がバッシングを受けたり…。
なんだかなあ。あまりに過剰攻撃すぎやしませんか?こうなるともう言葉狩りです。
なんとかして誰かを叩いてやろう、揚げ足をとってやろうという輩がネット世界にはウヨウヨいるのです。
熊本の実家が被災、そのつらい気持ちをブログで吐露し続けていたら、
「愚痴りたいのはお前だけじゃない」と非難された、ということも。
いやいや、ちょっと待ってよ。じゃあどうやって気持ちを吐き出せばいいのだ。溜め込むしかないのか?
この心無い炎上には怒りさえ覚えました。
一方で【功】。
SNSに助けられることもあります。
被害状況をツイートすることによって、助けを呼べた人や足りないものを届けてもらえる避難所もあるのですから。
価値あることをしても批判の的となり得るSNSは、
その人の【品性】さえも悪意を持って拡散してしまう恐ろしい世界です。
大金を寄付した際の振り込み証明書をインスタにアップしたことでまたまた賛否両論。
確かに具体的な金額をわざわざつまびらかにする必要はなかったかもしれませんが…、
残念です。大金を寄付するという行動そのものは尊敬に値することなのに。
報道の【功】と【罪】もあります。
今回の震災では、何をどこまでどのように伝えるべきか、改めて報道のあり方を考えさせられました。
炊き出しを行っている場所からちょっとはしゃぎすぎ?と思えるようなレポートが聞こえてきたり、
避難所にいる人の気持ちを考えると今そこにカメラが入るのは無神経では?というタイミングがあったり。
ヘリコプター音がうるさくて瓦礫に埋もれている人たちの声が聞こえない…、
テレビ局の中継車が横入りしてガソリンを入れた…、
取材に入ったアナウンサーが食料不足の被災地で弁当を購入した…、
報道の人間たちが多くて作業の邪魔になっている…、
テレビ局がホテルの大量予約をしておきながら結局来ない…など、
次から次へと【伝える側】の問題が発生しています。東日本大震災のときの教訓は生きていないのでしょうか。
そういえばあのときは、バケツリレーをしているところに
「これから生中継が入るのでタイミングを見計らって続けてください」
とお願いした…なんて非常識なこともありましたね。
文化放送では、地震後即現地入りした野村アナの【声】が印象的でした。
あくまでも被災者と同じ目線に立って事実を伝えている、そんなトーンを感じたのです。
3・11以降、被災地に実際に赴き、自分の目で現地を見て人の話を聞き、
時には地元の人と一緒に酒を酌み交わし取材を続けてきたからこそ、腹の底から出てくる声なのかもしれません。
【声の力】は大きいということも今感じています。
☆☆☆☆☆
水谷加奈の独り言はじめ、文化放送の情報が満載です!
文化放送のメルマガ、購読申し込みはコチラから。
http://www.joqr.co.jp/mail_magazine/
☆☆☆☆☆
今回の震災で、SNSの【功】と【罪】を痛感しています。
まずは【罪】。
自撮り写真をブログにアップしたら不謹慎だと批判を受けたり…、
「火の国の神様」という表現がバッシングを受けたり…。
なんだかなあ。あまりに過剰攻撃すぎやしませんか?こうなるともう言葉狩りです。
なんとかして誰かを叩いてやろう、揚げ足をとってやろうという輩がネット世界にはウヨウヨいるのです。
熊本の実家が被災、そのつらい気持ちをブログで吐露し続けていたら、
「愚痴りたいのはお前だけじゃない」と非難された、ということも。
いやいや、ちょっと待ってよ。じゃあどうやって気持ちを吐き出せばいいのだ。溜め込むしかないのか?
この心無い炎上には怒りさえ覚えました。
一方で【功】。
SNSに助けられることもあります。
被害状況をツイートすることによって、助けを呼べた人や足りないものを届けてもらえる避難所もあるのですから。
価値あることをしても批判の的となり得るSNSは、
その人の【品性】さえも悪意を持って拡散してしまう恐ろしい世界です。
大金を寄付した際の振り込み証明書をインスタにアップしたことでまたまた賛否両論。
確かに具体的な金額をわざわざつまびらかにする必要はなかったかもしれませんが…、
残念です。大金を寄付するという行動そのものは尊敬に値することなのに。
報道の【功】と【罪】もあります。
今回の震災では、何をどこまでどのように伝えるべきか、改めて報道のあり方を考えさせられました。
炊き出しを行っている場所からちょっとはしゃぎすぎ?と思えるようなレポートが聞こえてきたり、
避難所にいる人の気持ちを考えると今そこにカメラが入るのは無神経では?というタイミングがあったり。
ヘリコプター音がうるさくて瓦礫に埋もれている人たちの声が聞こえない…、
テレビ局の中継車が横入りしてガソリンを入れた…、
取材に入ったアナウンサーが食料不足の被災地で弁当を購入した…、
報道の人間たちが多くて作業の邪魔になっている…、
テレビ局がホテルの大量予約をしておきながら結局来ない…など、
次から次へと【伝える側】の問題が発生しています。東日本大震災のときの教訓は生きていないのでしょうか。
そういえばあのときは、バケツリレーをしているところに
「これから生中継が入るのでタイミングを見計らって続けてください」
とお願いした…なんて非常識なこともありましたね。
文化放送では、地震後即現地入りした野村アナの【声】が印象的でした。
あくまでも被災者と同じ目線に立って事実を伝えている、そんなトーンを感じたのです。
3・11以降、被災地に実際に赴き、自分の目で現地を見て人の話を聞き、
時には地元の人と一緒に酒を酌み交わし取材を続けてきたからこそ、腹の底から出てくる声なのかもしれません。
【声の力】は大きいということも今感じています。
☆☆☆☆☆
水谷加奈の独り言はじめ、文化放送の情報が満載です!
文化放送のメルマガ、購読申し込みはコチラから。
http://www.joqr.co.jp/mail_magazine/