劇場型恋愛体質。

今回のメルマガ【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。

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　最近、大企業トップの方と会食する機会が何度かありました。お会いして感じたことがいくつかあります。
まず仕事の分野に関係なくみなさん魅力的であるということ。
「うちは社長室がないんですよ。私は他の社員と一緒のフロアで仕事しています。
だからみんなが直接私に相談や報告に来る。忙しくてたまりません」
　と笑うのは某家電量販店の方。
私が主婦目線でいろいろな電化製品の感想をお話したら、「なるほど」と興味深く聞いてくださって、
すぐ隣の秘書の方にメモさせていました。その連係プレーがなんだかうらやましかった。
加えて私が先日その店で買い物した時、
「レジがわからなくてうろうろしていたらすぐさま店のスタッフが声をかけて案内してくれました」
　と伝えたところ、翌朝このようなメールをいただいたのです。
「早速その売り場担当にレジの案内をわかりやすくするよう言いました。
それからお褒めの言葉はそのまま店長に伝えました」
　とのこと。
すごい！できることはすぐ改善する。褒められたら現場にもきちんと伝える。そのフットワークの軽さに感動！
こういう社長がいれば現場のモチベーションも上がるだろうなあとつくづく感じました。
この人の下で仕事したい、この人のために頑張りたい、と思わせてくれる……、
そんな社長や上司のもとで仕事できるって幸せです。
　でもね、やはり企業の重役的立場にある人…私と同世代の知人男性と先日飲んだ時、
ざっくばらんに話をしたらこう返されました。
「そうは言ってもさ、現場は好き勝手なことしか言ってこないんだよね。それと会社経営とは違うんだよ」
　なるほどね。彼が言っていることも理解できます。現場運営と経営とは別。ってことか…。
「ただ僕はみんなの話はちゃんと聞くようにしているよ。スルーしちゃうこともあって申し訳なくもあるけど」
　彼の考えを聞いて、【現場人間】の私はちょっと反省。
私なんて、上からは「めんどくさいことばかり言う」と思われているに違いありません。
そうか。
話(文句？)を聞いてくれる上司がいるだけでも幸せと思おう。
そして愚痴を言い合える同僚がいることにも感謝！だな。


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